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かくて彼は語りき

  • 2008/09/28(日) 12:52:54

前回半ば冗談で書いたバスク暗殺の件ですがスパロボZを進めて直接的には関係しないけどそのゲームとある共通点が発生することが後から判明し、思わず笑ってしまいました。
一応、断っておきますが前回の更新時点ではまったく知りませんでしたw
もっともスペルは微妙に違うんですが意味するところは似たようなものでしょう。



さて、本日電撃文庫MAGAJINE11月号増刊を購入しました。
大々的に銘打っています、とらドラVS禁書目録については

あ、ゴメン。興味ねぇや。

って感じで軽くスルーして(両作品のファンが見たら激怒しそうだなぁ……)目的の入間人間氏が書いたライブアライブをさっそく読み始めました。
店頭でちらっと立ち読みして扱っている内容がSF編であることだけ確認しといたんですが……。
読み始めて最初「なんじゃこりゃ???」状態。
え? このモノローグはどなたのものなのかしら?

ほどなく、語り手の正体が明らかになるのですが。

本当におもしろかったです。というか入間氏の文章がうまいのでしょうか。相性がいいみたいで時間が経つのも忘れて読めちゃいました。

以下、ネタバレです。背景色と同化させちゃいますのでネタバレ上等!って方だけ文字反転してお読みください。



―以下、反転―
物語の主人公はライブラプレイヤーのトラウマ、ベヒーモス。物語は終始彼の語りで描かれます。
SF編を補完する内容でベヒーモスがゲーム中に辿ったルートの謎を解き明かしながら、彼の思考や行動を描いていく内容になっています。
ただ、公式設定かどうかはまったくもって謎。その辺は特に明記されていないですし。

なんというか、新しい視点でした。というかプレイ中はまったく気がつかなかった視点というか。

ゲーム内ではベヒーモスは未知の生物として描かれ、「遠くから見る分には綺麗だけど近づいたら危ない」人間側からしてみれば恐怖の対象でした。
ですが、同様にベヒーモスにしてみても人間は未知の生物であり、恐怖の対象であった。また、人間以上に奇異な存在として移ったのがロボットであるキューブ。ロボットであるキューブの今まで見てきたどんな生物さえも行わない行動にベヒーモスが錯乱していくさまが描かれています。
その末に残ったのは生物としての純粋な「食い殺してしまいたい」という本能。

「私が生き続けたかったのはただ私でありたかったからなんだ」
事切れる寸前、彼はその考えに至ります。

ゲームプレイ中はベヒーモスはただただ恐怖の対象で、出来れば遭遇したくない存在でした。あの緑色の身体を見た日にはドット絵の癖に生意気な!とせこせこ逃げたものですが。
それはやはり相手が未知の、そして、凶暴な生物であるという「恐怖」に起因するのだと思います。
ですが、視点をベヒーモス側に移してみるとやはり人間やキューブなどは未知の生物であり、「恐怖」の対象であったのでしょう。
人間の都合で捕らえられ、わけのわからないところに送られてしまったベヒーモスになんの罪があったのでしょう。

それから、ベヒーモスは艦内の自分の意思とは関係なく開かれるドア(もっとも彼は『生物の口のような物』と称し、コギトエルゴスム号のことを『巨大な生物の胎内にいるよう』と認識していましたが)に誘導されるうちに、大きな意思の存在を感じ取っていました。ベヒーモス自身はその存在のことをついに知ることはありませんでしたが、その存在に薄々感づいていた、というのはなかなかおもしろい解釈であると感じました。(※その存在というのはもちろん本編のボスOD-10のことです)

凄いと思う一方、ゲーム未プレイの方でも理解できるのだろうか?という疑念もちょこっと生まれてしまいました。基本的には本編を一回クリアしたことを前提として書かれている内容に感じたのでこれだけ読んでも理解しづらいんじゃないかなぁ、と。

―ここまで反転―



文章自体はとても読みやすいと思います。結構硬い文章なんですがときおり砕けた文章が入っちゃったりしちゃったりするところなんかみたいな♪

興味が沸きましたら是非ご一読を。
というかライブアライブファンの人はすべからく読むべし。(とか言いつつ強制はしません。ノリで言ってみただけです♪)
そうじゃない人でも興味が沸いたら読んでみてほしい作品です。

でわでわ♪

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